息子が保育園に行きたくない理由
3歳の息子と1歳の娘を保育園に通わせているだいべんです。
困ったことに、入所から1年半経った現在、息子が全力で保育園登園を拒否します。
息子に保育園に行きたくない理由を聞いて、気付いたこと考えたことを書いていきます。
毎朝毎晩「きょうはほいくえんおやすみ?」と聞いてくる息子
少なくとも3ヶ月前くらいから、息子は起床後と夕方の帰宅後に
「きょうはほいくえんおやすみ?」(明日は保育園に行かなくていい日?の意味)
と聞いてきます。
おそらく、私が転職して週休3日になり保育園を休ませる日が不定期に増えたことで、
息子の中で保育園を休める日がすぐに来る感覚になったのかもしれません。
そして、に昨日判明した息子が保育園に行きたくない理由から、
息子がどれほど保育園に行きたくないと思っているのかが伝わってきました。
息子が保育園に行きたくない理由
2日前の朝食時に「ほいくえんのかえりのうたがいやなの」と言って泣き出した息子。
はっとして、「どうして帰りの歌が嫌なの?」などゆっくり息子の話を聞きました。
息子が保育園に行きたくない理由
・帰る前に歌う歌がきらい。楽しくない。歌うのが難しい。
・給食の野菜がおえってなる。
→みんなに合わせて無理して食べるけどつらい。
・おやつのおせんべいがきらい。自分で袋を開けるのが難しい。
・昼寝の時間が眠れなくてつまらない。
→昼寝の時間は別の部屋で過ごさせてほしい。
・ビーズ遊びがつまらない。
→たぶん頻繁にやっている遊びで飽きてしまった。
・外にクラスのみんなでお散歩に行くのがきらい。
→理由不明。みんなと歩調を合わせるのが難しいのかな?
・みんなと一緒に遊ぶのがいや。一人で休憩する時間がもっとほしい。もっといっぱいお茶が飲みたい。クラスの部屋にずっといたい。
・トイレに並んで待つのがいや。
→自分から先生にトイレに行きたいと言えない。
・パジャマに着替えていると絵本が見れない。
言い終わった後、息子は「ちゃんとせんせいにいってね」と言いました。
息子は思っていることがいっぱいあって、先生に伝えたくても上手く伝えられないようです。
一先ずその日は息子が話してくれたことをメモし、息子には「今日はお母さんもお父さんも仕事で保育園をお休みできないけど、嫌なことはがんばらなくていいから保育園に行こう?」と言って、帰りには欲しがっているおもちゃを買いに行くことと、今日行ったら明日は保育園を休むことを約束して何とか登園させました。
息子は保育園の駐車場で車から降りる時も「がんばらなくていい?」と泣きながら言うので、がんばらなくていいよと言って送りました。
周りに相談
その日のうちに夫・私の妹(保育士経験あり)・保育園の園長先生・子育てアドバイザーの方に相談しました。
園長先生は、その日息子が保育園で「ほいくえんやだ」と言って泣いている所を見て気付いてくれたようで、クラスとは別行動の時間を取ったり、担任の先生にアドバイスされたようです。
具体的には、担任の先生から息子への励ましの声かけを増やしてあげること。昼寝の時間は、無理に布団に入らせないでいさせてくれる。そのように対応をしていくので様子をみてください、と言われました。
息子君はプライドが高いのか、お友達が自分より先に新しいことが出来ているのを見ると萎縮してしまうのかもしれない、と言っていました。
私はそこに関してはちょっとわからなくて、ただ息子は怖がりというか、積極的に新しいことに挑戦することをしない傾向があるように思います。
とりあえず、対応を考えてくださっていると一安心して その場は帰りました。
ただ、気になるのが【お利口にする】や【がんばろう】と言った声かけが、息子に違和感を持たせる言葉で先生たちは頻繁に使うことです。
この【お利口にする】【がんばろう】という言葉は息子にとって、【無理して耐えること】を強要させる負のイメージがあるのかもしれないと思います。
私は自分自身が子どもの頃から苦手なことは避けてきたので、息子にも「がんばらなくていいよ!」と言っています。自分がやる気が出ることに力を注いでいけばいいと思っています。
私が子どもを保育園に通わせている理由
息子が毎日保育園に行きたくない、つまらない、と言うのが見ていて辛くて、息子が集団行動が苦手なら、無理して行かせない方がいいかなと思った時もありました。
でも、私が子どもを保育園に通わせている1番の理由は、子どもと離れる時間が欲しいためなのです。だから、保育園を辞めさせたら後悔するのが目に見えます。
息子が保育園生活を乗り越えるために、私が手伝ってあげられることはなんだろうと考えます。
今まで以上に、息子の気持ちを聞く時間を意識して取り、彼の考えを尊重する態度を示して、安心してもらうといいのかなと思いました。
食事、車での移動、お風呂、寝る前などに話を聞いて一緒に考えていきたいです。
おわり