がんばらない母のひとりごと

5歳と3歳の母31歳が、理想の生活を考え追い求める。人生おいしく!がんばれない時もあるから休み休みいこう。

夫とのなれそめ

私と夫は結婚して丸4年過ごし、もうすぐ4歳の息子と1歳半の娘と4人家族で暮らしています。出会ってからは5年経ちます。

夫と出会う前、私は大学を卒業して実家に戻りアルバイトをしながら公務員試験を受験しました。私は本命に落ちて他の公務員試験を受けていましたが身が入らずにアルバイトばかりしていました。就職が決まらなければ翌年県外に引っ越し予定の母について行き、引っ越し先で就活しようと決めていました。私と夫が出会ったのは私が引っ越しを6月に控えていた3月のことでした。

 

きっかけはチャットサイトでした。一期一会のマッチングでチャットが終わったらもう繋がることもないような仕組みのチャットサイトでした。私はそのサイトで色んな人とチャットするのが楽しくて暇な時間によく使っていました。卑猥な言葉や暴言を吐いてくるような人に当たるとすぐにチャットを切断して使っていました。知らない人とあたりさわりのない何でもない雑談がしたくてそれができる人を探していました。その頃は就活がうまくいかなかった絶望感で落ち込んでいました。

そんな時に夫とチャットで繋がりました。夫の印象は大企業に勤める明るい年下のお兄ちゃんでした。彼女と別れる直前だとか言ってました。

他愛ないやり取りをしているうちに、夫からもっと話したいけど夜勤で寝ないといけないからラインを交換しないかと言われました。それまでは出会い系的にライン交換を求めてくる人たちは断ってきましたが、夫に対しては警戒心なく応じました。たぶん彼とのチャットで彼の職場が私の地元で有名だったこと、彼がもうすぐ彼女と別れることなどが決め手になったと思います。よく覚えてないけど。

 

ラインでやり取りをして数日後に私たちは会う約束をしました。お互いが住んでいる所の中間地点の何もない田舎で会うことになりました。

私は同居していた母が心配すると思い、学生時代の一人暮らしの友達に会いに行くと話しました。すると母はお赤飯を炊いて持たせてくれました。一人暮らしがんばってるお友達にあげてねと笑

私は、私に会いたいと思ってくれるなんてどんな奇特な人なんだろうかと、物好きなオタクを想像して待ち合わせに向かいました。デートのつもりではなかったので普段のもっさい格好で電車に乗って行きました。

夫は車で待ち合わせ場所まで来ました。初めて見た夫はスラっと細身で背が高い爽やかなお兄さんでした。

私以外誰も降車しないようなローカル駅で待ち合わせしてしまい、駅前には店がなく、夫の車に乗せてもらい目についたレストランに入りランチを食べました。それから近くの大きな公園をぐるぐる散歩しながら話をして、疲れたらファミレスに行ってお茶飲みながら21時頃まで話をしました。そして駅まで送ってもらい別れました。家に帰ってからも風呂や歯磨きを済ませると眠くなるまでずっとラインでやり取りをしていました。

 

それからも毎日ラインや電話でやり取りをして、次の週末にも同じ場所で会う約束をしました。2回目に会った時は夫の運転時用メガネを作ろうという目的を設定しました。メガネ作る以外はまた公園を散歩したのですが、この時から手をつなぎ始めたような気がします。

その2回目のデートの最後に公園で夫が付き合おうと言ってくれました。私がもうすぐ遠くに引っ越すから今より距離が離れるのに決断してくれたことが嬉しかったです。

 

引っ越すまでの3ヵ月は毎週のようにデートをして過ごし、引っ越し先の場所での就活も夫に励ましてもらってがんばれました。そのおかげで引っ越し後すぐに希望した職場で働けることが決まり、気持ちが安定していきました。

そして、引っ越してからも新幹線に乗ってほぼ毎週夫に会いに行きました。でも職場の資格試験などがあると会えなくて辛かったです。そんな中距離恋愛を続ける中で結婚したい気持ちが強くなりました。私は母に結婚を反対されていたのででき婚してやると思っていました。夫もでき婚賛成してくれたのでよかったです。そして、私たちは中距離恋愛(車で3時間くらいの距離)ででき婚し、子どもが生まれるまでは別居生活でした。

 

つづく